電動アシスト自転車の三輪車のパンク修理の手順をまとめてみました。
たかがパンク修理されどパンク修理ですが、電動アシスト三輪車となると重量級。キングオブママチャリです。持ち上げるのも一苦労です。DIYでうまくやれるのか?はたまた不可逆的なことになってしまうのか?
パンクの状態
タイヤがざっくり裂けています。
聞くに、草の陰に落ちていた鎌ぽいものを踏んだとか。
田舎の道だからありえますね。別におどろきはしないですよ。はいはい。
つぅーか、そんなものが落ちているとは、田舎の田んぼ道は意外とあぶない。
タイヤが裂けてパンクしているのは、よりによってチェーンのかかったドライブ側のリアタイヤです。
結構めんどくさい予感がしましたが、予感通り1時間半くらいかかっちゃいました。
使用工具
これ意外にすくないです。
自転車用の特殊な工具も不要です。
15mmのスパナ、自動車の部品とか、一般家庭の家具とかではほぼ使われないサイズかと思います。簡易なスパナセットとかボックスレンチセットだとセットにないサイズかもしれません。
その場合は単体で購入する必要がありますが、ホームセンターで普通に売っているので入手性は悪くないかと思います。
- 10mmスパナ×2
- 15mmスパナ
- プラスドライバ
- タイヤレバー
手順
手順1 カゴをはずす
カゴが付いたままだと全く太刀打ちできないので、カゴはさっさっと外してしまいましょう。
手順2 変速機のカバーを外す
変速機のカバーを外します。
つづいて、変速機につながっているワイヤーを外します。
ワイヤーは切る必要ないです。
一番軽い位置にシフトしてワイヤーを緩めた状態になっていれば、金具に引っかかっているタイコ部を外すことができます。
手順3 ローラーブレーキを外す
ローラーブレーキのワイヤを外し、フレームと接続しているナットを外します。
青まる印のところですね。
ローラーブレーキのワイヤー調整は、ノギスが当たっているところのワイヤーが露出している部分の長さで調整します。
わすれずに、もともとの長さを測っておきます。
ばらして元通りできればOKなので実測で問題ないです。46mmを忘れないようにメモメモ。
手順4 ハブ軸固定ナットを外す
ハブ軸固定ナット外します。15mmスパナの登場です。
まずは左側。
つづいて右側。
右側は脱落防止のナットがあります。
ハブ軸を固定している15mmのナットをはずす前にあらかじめ脱落防止ナットを外しておく必要があります。
脱落防止のナット部は裏側にあります。チェーンが通っている黒いパーツととも締めになってますので10mmスパナで外します。
ハブ固定ナットを15mmレンチを使ってはずします。
変速機のツメが邪魔して少しづつしか回せませんので、丁寧に複数回にわけてナットは回していきます。ソケットレンチ&ラチェットがあったほうが便利かもですね。
手順5 タイヤを外す
ここまで外すと、タイヤを外すことができます。
チェーンを引っ張りながら、うまく歯車からチェーンを外します。
変速機のピン(上の写真のハブ軸の中心にささっているやつ)はささっているだけですので、抜け落ちないように注意が必要です。あらかじめ引っ張り出して外しておいたほうがやりやすいかもしれません。
チェーンはこんな感じでかかってます。
ハブ軸が以上に長いです。
手順6 タイヤとチューブを交換
16インチと小径なので、タイヤが非常に硬くなかなか外れません。タイヤレバーを駆使して頑張って外します。
新品のタイヤをはめ、チューブを入れます。
手順7 元通りに組み立てる。
分解したときの逆の手順で組みつけていきます。
はい、完了です。
チェーン引きとか、細かい調整は皆無ですね。
はまる位置で組み付けていくだけでOKです。構造というか外し方がわかっていれば、意外と簡単です。
次回はたぶん一時間はかからないでやれるような気がします。やりたかないですけどね。
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