SRAM GXP PRESS FIT BB(GXPプレスフィットBB)の取外しの様子をまとめてみました。
外見
いきなりですが、取り外してしまった後の外観です。
■ギアがある方
穴の大きさは24mmくらいです。シマノBBと同じ大きさです。
■ギアのない方(左側)
穴の大きさが右側より小さいです。22mmぐらいです。
シマノ工具で代用
フレームからの取り外しは、下のような専用工具(BIKE HANDの「YC-25BB」)を使いました。
専用工具と言っても、これシマノのプレスフィットBBをはずすための専用工具となります。
SRAM用ではないので不安は多々ありましたけど、とりあえずこの工具を使って外すことはできました。
ただし綺麗に外したいとなると、SRAM用の専用工具が必要ですのでご注意ください。
左側のBBを打ち抜く
左側はBBの穴の径が小さくてこの工具が入りません。
必然的に右側から差し込むことになります。
工具がうまくBBの内側にかかった状態を左側からみるとこんな感じになります。
この状態で工具の端をゴムハンマーで叩き、BBを打ち出します。
結構つよく叩かないとダメです。
感覚的に、五寸釘を打ち付けるくらいの強さで思いっきりドつく感じでないとBBは抜けないと思います。
専用工具でないのでプチトラブル発生
あれれっ。
BB本体ではなく、ベアリングだけが抜けてしまいました。!
※下の写真はBB本体の黒いカップも取り出した状態です。
再度BB本体の黒いカップに工具がうまくかかるようにセット(下の写真のような感じでしょうか)して、カップ本体を打ち出します。
カップ本体の方は軽くトントンと叩く感じで簡単に抜けました。
BBを内側からみるとベアリングとカップに段差があります。
本来なら黒いカップ部の縁のところに工具を引っ掛けて打ち出すのが正解かと思われます。
シマノ用の工具だとこのカップ部分の縁にうまく工具がかからないようです。
シマノ工具を使う限り必然的にベアリングを先に打ち出すことになるので、BBを不可逆的に破壊することになります。
どのみちBBは再利用できない(したくない)と思うのでまあ問題はないですけどね。
右側のBBを打ち抜く
右側はカップ部に比較的容易に工具を引っ掛けることができるます。
シマノ工具でも簡単にすんなり打ち抜けるかと思います。
コメント