チューブレスレディなタイヤのパンク修理ねたです。
チューブレスレディのパンク修理、今までいろいろ試してきました。
それらの方法&使った修理キットについてまとめてみました。
ネチネチPlugを突っこむタイプがベター
ベターはあってもベストな修理キットはない。というのがわたくし目の感想です。
あえて、MTBのタイヤ用・応急修理の範囲・携帯可能という前提つきでおすすめ修理キットをあげるなら、「Ryder Slug Plug」に代表されるネチネチPlugを突っこむタイプでしょうか。
いろいろ試した修理キットの感想
パナレーサー チューブレス用パンク修理キット
パナ 外観
パナ 使用例
付属のゴム板を細く棒状に切って、千枚通しの穴に通します。
たっぷりゴムのりをつけて、パンク穴に差し込みます。
そのまま30秒~1分ほど待って千枚通しを穴から引き出します。
引き出すとゴムがWの文字のような感じで四本重なりあうような感じなります。
千枚通しの穴のところでゴムを切り離し、でっぱっているゴムをハサミで綺麗にカットします。
パナ 評価
- 修理後の耐久性
- 割と高い。
- MTBのような2Barくらいの低圧だと問題ないがロードのような高圧だと差し込んだゴムが抜けてしまうかも。
- 値段
- リーズナブル。
- 修理の手軽
- そこそこ簡単。
- タイヤを外さなくてもOK。外から差し込むだけなので手軽。
- 糊がある程度乾いてから差し込む必要がある点と
うまくゴムをW字に折り曲げて穴に固定させるコツがいる点で少々手軽さが劣る。
- 携帯性
- ゴムシート、ハサミ、糊、差し込む千枚通しの4点セット。
- ケースに入ってひとまとめになっているがケースが大きく割とかさばる。
- うんちくポイント
- 携帯応急修理という用途だと後発商品にもっとよいものがある。
- 恒常的な修理用としてみても、耐久性の面でちょっと不安。
- ほかに色々でてきた今となっては中途半端感がある。リニューアルされて、千枚通しとハサミの機能が合体して、キャップの中に糊とゴムが収納できるようになって携帯性があがればずいぶん印象が変わると思われる。
- パナレーサーさん期待していますよ!
裏からパッチを貼る
裏からパッチ 外観
外観というか作業風景。
裏からパッチ 評価
- 修理後の耐久性
- 高い
- タイヤにうまくパッチが貼りつけば耐久性は高い。
- 値段
- とってもリーズナブル。
- 修理の手軽さ
- 面倒。タイヤを外す必要があるのでとっても面倒。
- 携帯性
- とっても良い。
- パッチと糊と紙やすり。
チューブ用のパンク修理キットと共有できるのでとっても良い。
- うんちくポイント
- 応急修理の域を超えている。
- タイヤによってはパッチがうまく貼りつかない場合があるので注意が必要。
- 貼り付けば耐久性は最強と思われる。
ロードの高圧でも耐えうるんじゃなかろうか。
Ryder Slug Plug
Ryder Slug Plug 外観
Ryder Slug Plug 使用例
千枚通しの先端に「粘着性のあるゴム」をセットし、パンクした穴に突っ込むだけです。
穴をこじ開けて粘着性のあるゴムをねじ込む感じです。
結構思い切って力を入れ差し込む必要があります。
根元まで突っ込んだら、千枚通しを抜きます。
ハサミで残った部分をカットして完了です。
Ryder Slug Plug 評価
- 修理後の耐久性
- そんなに高くない。
- MTBのような2Barくらいの低圧だと問題ないがロードのような高圧だと差し込んだPlugが抜けてしまうかも。
- 値段
- そこそこリーズナブル
- 1回100円ぐらい。替玉PLUGが入手できるとさらに安くなる。
- 修理の手軽さ
- 簡単
- 修理はタイヤを外さなくてもOK。差し込むだけなんでとっても手軽。
- 携帯性
- Plugとキャップのついた専用の千枚通し、あと別ものとして小型ハサミの3点セット。
割とかさばる。
- Plugとキャップのついた専用の千枚通し、あと別ものとして小型ハサミの3点セット。
- うんちくポイント
- 携帯性がイマイチ。
- LEZYNEやBlackOXなど他のメーカーからでているやつのように千枚通しの中にPlugを保管できればもっと良いのだが、そこが残念。
- 余ったPlugをカットする必要があるが、千枚通しとカッターナイフみたいな複合ツールになっていればハサミが不要になると思う。
このコンセプトで、どこかのメーカーでだしてくれないかなあ? - このネチネチPlugを差し込むタイプの修理キットでの修理は応急修理と思うべし!
STANS DART
STANS DART 外観
STANS DART 使用例
差し込むヒラヒラしたゴムには粘着性はありません。
このゴムはシーラントがはいってないとくっつきません。
しばらくほっておいてシーラントが乾いてしまった状態のタイヤに使用することはNGです。
差し込んだゴムがくっつかないです。
パンク修理としては、パンクした穴にそのまま突っ込んで抜くだけと非常に簡単です。
差し込んだゴムがシーラントと反応してネバネバしてくっつきます。
シーラントが細かい隙間をふさいで空気がもれなくなります。
STANS DART 評価
- 修理後の耐久性
- 高い。
- 値段
- 高い。1回500円は高いと思う・・・
- 修理の手軽さ
- 簡単
- タイヤを外さなくてもOK。差し込むだけなんでとっても手軽。
- 携帯性
- とっても良い。必要なものが一個にまとまっている点がGOOD。
- うんちくポイント
- シーラントが潤沢にタイヤの中に入ってないとうまく使えない。
- 新しめのタイヤでパンク修理後それなりに使うとなれば、このSTANS DARTでの修理がベストチョイスのような気がする。
- 値段が高い点がマイナスポイント。
- ある程度使ったタイヤだと修理せずに、新たにタイヤを買ったほうがいいのでは?と思えてくる。
- こいつを使った後にチューブを入れることはできなくなる!
差し込んだゴムと一緒に尖ったプラスチックの台座もタイヤの中に挿入されるのでチューブをいれると必ずパンクする。 - 台座(REFILL)はシーラントが乾くと結構簡単に抜けちゃいます。
抜いてみて気づいたんだけど、チューブを入れる必要があるときは抜いてしまえばOKです。
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