携帯ポンプねた。スペシャライズド「AIR TOOL BIG BORE」を使用した感想です。
BAD! ホースの付け根がウィークポイント
しばらく放置した状態で保管していると、
本体とホースの連結部(下の写真の丸印のところ)から高い確率で空気漏れが発生します。
空気漏れの原因はグリス切れです。
いざ使う時に困らないようにするためには、定期的に分解メンテナンスしてグリスをいれてあげる必要があります。
あと厄介なことに、空気が漏れる状態でバルブに差し込こむと、この連結部からタイヤの中の空気が漏れ出します。
タイヤに空気をいれたいのだが、逆にタイヤから空気が抜けてしまう残念なことになるので注意が必要です。
いくらシュコシュコポンプを押してもタイヤに空気がはいらないと感じたら、連結部から空気が漏れています可能性が高いので、すぐにバルブから抜きさることをおすすめします。
外見
この携帯ポンプ、かなりでかいです。太さもかなりあります。
でかくて太い割には高圧までい空気をいれることはできません。
カタログスペックで3.5barまでです。
MTB専用品という位置づけなんですよね。この点は注意が必要です。
自転車への掲載方法
自転車への掲載はボトルゲージととも締めするタイプになります。
意外におさまりはいいです。邪魔にならない位置ですね。
GOOD! ポンプとしての使い勝手は良い
バルブへの接続は差し込むだけ簡単です。かつ確実にはまるのがGOODポイントです。
ポースが伸びるタイプなので、シュコシュコポンプするのはとってもやりやすいです。
携帯ポンプだけでまともに乗車できるまで空気を入れられるものって意外に少ないと思っていますが、「AIR TOOL BIG BORE」はちゃんと空気をいれられます!
50回シュコシュコした時点で1.5bar。
そこからはちょっと重くなるが許容範囲。80回くらいで2bar近くまではいります。
分解メンテナンス
「ヘッド部」「シャフト部」「ボディ部」の3つに分解できます。
分解手順
- まずシャフトが本体につながっている部分のネジ(1)を緩めシャフト部を本体から抜き取ります。
- 次にシャフト部(銀色の筒)を強く握りながら、ヘッド部を反時計回りに回してヘッド部とシャフト部を分解します。シャフト部の(2)のところがネジになっておりヘッド部と固定されています。
- シャフト部の下部にある部品を反時計廻りに回してはずします。シャフト部の(3)のところがネジになっています。
ネジを緩めるだけの簡易的な分解では、ホース部分はヘッド部からは取れない(抜けない)です。
メンテナンス
奇麗に拭き上げて
(2)のシャフトの中にはいるパッキンとなっているゴムの部分と白いアダプタの側面にグリスをつけます。
(3)のピストン部のOリングにもグリスをつけます。
あとは元通りに組み立て、実際にタイヤに空気をいれてみて、結合部から空気漏れがないかチェック!
空気漏れがないこと確認できたらメンテナンス完了です。
自転車につけっぱなしな野ざらし保管だと、3か月に一回程度は分解メンテナンスをしたほうがよいかと思います。
そもそも野ざらし保管しているわたくし目の使い方がNGなのかもですね。とほほっ。
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