FLRビンディングシューズスパイクのメネジ修理

ナレッジまとめ

FLR MTB用ビンディングシューズ「F-70」ねたとなります。

メネジをなめてしまった

運悪くというか、山の中でスパイク(スタッド)が外れてしまいました。気づかずにそのまま歩いていたらスタッドをはめるネジ穴が泥で詰まってしまいました。

適当に詰まった泥を棒で掻き出して新しいスタッドをはめ込んでみたら、なんか空回りしてしまうではないですか。

メネジをなめてしまったようです。とほほっ。

台座交換できないタイプ

FLRビンディングシューズのスパイクの部分、サッカーとかラグビーのスタッド交換式のスパイクと構造は同じものです。

サッカーとかラグビー用シューズの補修分として販売されているメネジの台座を使って、台座ごと交換できればよいのですが、中敷きを外して靴底をみると、メネジが見えません。

FLRのビンディングシューズ、メネジの台座交換はできないタイプでした。

ボンドではくっつかなかった

試しにネジ穴に適当なボンドを詰め込んでスタッドを固定してましたが駄目でした。

とりあえずくっつくんだけど強度が足りません。山の中で歩くと外れてしまいます。

ボンドの種類を変えるといけるかもしれませんが、やっぱし外せないのは不憫です。

メネジ修理キットで解決

先に結果から言うと、メネジ修理キットを使ったら感動的なほど見事に治ってしまいました!

アマゾンで買った安物の修理キットで問題なかったです。

「ネジ穴補修キット」って検索してでてきたやつの中から適当にネジサイズ(M5)にあうものの最安を選択しました。

■■補修キットのセット内容■■

  • コイル状の補修部品20個
  • 補修部品を差し込む特殊ツール(赤いL字に曲がった柄がついたやつ)と仕上げに使う赤い柄のついた棒
  • 特殊ツールのストッパーを絞めたり緩めたりするアーレンキー
  • ネジ穴を広げるドリルの歯
  • メネジを切るドリル

修理の作業手順

簡単に修理の作業手順をまとめておきます。

手順1 ドリルでねじ穴を広げる

ドリルでつぶれたネジ穴をひろげます。
修理キットに付属してきたドリルの刃を使って穴をひろげます。
※別途電動ドリルが必要ですね。

手順2 ねじを切る

広げた穴に一回り大きなネジ穴を切ります。

付属のねじ切りを使ってネジを切ります。
※付属のキットにはねじ切りを回すハンドルがついていないので、このハンドルも別途必要ですな。

ネジが切れたら、目をつぶって穴に思いっきり息を吹きかけて、削り鉄屑を吹き飛ばしてネジ穴をきれいにしておきます。
(きれいにすること)割と重要ですよ。

手順3 コイルをねじ込む

赤い柄のついた特殊ツールの先端にコイル状の修理部品をセットして、先ほど作ったネジ穴にねじこんでいきます。

L字の赤い柄はそんなに力をいれなくても回せますよ。

手順4 仕上

L字の赤い棒を抜いて、仕上げの棒をつっこんで、軽くハンマーでたたいて、つっこんだコイル状の部品の足の部分を折ってあげたら作業完了です。

もともとのサイズで、ネジ穴が復活です。

スタッドをはめて完了です。元通りがっちり固定されるので外れる心配なしです。

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