ROCKSHOX RECON(リーコン)のsolo air(ソロエアー)についての考察してみました。
空気はクラウン肩側のポジティブ側の一か所しか入れるところがなありません。素朴な疑問としてネガティブ側にはどうやって空気が入るのか気になりませんか?
分解してエアー室を確認
サスが伸びた状態
サスが伸びた時のエアースプリング内部の様子を想像してみました。
ポジティブ側のエアー室は、上部エアーキャップとピストンの頭までの青いところになります。
ネガティブ側のエアー室は、2つのピストンリングに挟まれた黄色いところになります。
ネガティブ側には黒い部品が存在するのでエアー容量はその分だけめべりしています。
見た目以上にネガティブ側のエアー室のエアー容量は小さいと思われます。
サスが縮んだ状態
サスがフルボトムまで縮むと、ポジティブ側が圧縮され、ネガティブ側が広くなった状態になります。
実験してみた
サービスマニュアルどおり普通に組み上げると、エアーピストンの位置は、サスが伸びた時の位置で組みあがります。
ポジティブ側のエアー室からネガティブ側のエアー室に空気が流れ込まないと仮定すると、ネガティブ側の大気圧と同じ1気圧ってことになるかと。
実験的に、サスがフルボトムまで縮んだ状態で組み上げてポジティブ側からエアーを入れてみます。
ネガティブ側の空気圧は1気圧なのでポジティブ側の空気圧があがればネガティブ側は圧縮されサスが伸びきった状態になります。
ネガティブ側に空気が流れ込んでいないと仮定すれば、ポジティブ側のエアーを抜くとネガティブ側が1気圧になる最初のサスがフルボトムまで縮んだ状態に戻ると思います。
実際に空気を抜いてみると、あらら・・・ 戻らないですね。
すでに、よろしくやってくれたみたいです。ネガティブ側の空気圧がサスが伸びた状態でポジティブ側の空気圧と同じになるように自動調整されているようですね。
ピストン部に空気が通る道がある
あらためてピストン部をよく見ると、下から指で押してやると真ん中から空気が通る道ができるようになっていることに気が付きました。
動きは動画のほう参照してもらったほうがわかりやすいかと思います。
ポジティブ側からの空気圧でピストンが押されると、先ほどの空気が通る道が一瞬開くという仕掛けみたいです。
二つの空気室の圧力が違うと同じ空気圧になろうとしますから、道が開いた瞬間に、空気圧の高い部屋から低い部屋へ空気が流れ、適正な空気圧に調整されるってわけですね。
はい、確証ないてす。まちがっていたらごめんなさいということで。
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