シマノが提唱するリアディレイラーの取付規格、ダイレクトマウントリアディレイラーってどうなったんだろうか?
シマノMTB11速まではダイレクトマウントリアディレイラーに対応したリアディレイラーがでていたかと思います。
12速にはダイレクトマウントリアディレイラーに対応したモデルは発売されていないのはなぜなんでしょうかねぇ~。
ダイレクトマウントリアディレイラーの説明
シマノの技術説明よりダイレクトマウントリアディレイラーの説明を拝借。
リアホイールの脱着をやりやすくするための規格
シマノの提唱するダイレクトマウントリアディレイラーは、リアホイールの脱着をやりやすくするための規格とのことです。
11速にはアダプターがある
11速のリアディレイラーには、ほぼすべてのタイプで写真の延長アダプター部が存在していたかと思います。
あからさまにダイレクトマウントが標準。おまけでアダプターを付けておいたので標準ハンガーにも取り付け可能ですよという感じの仕様です。
11速時代のリアディレイラーには、ダイレクトマウントリアディレイラーにかけるシマノの意気込みが感じられます。
12速にはアダプターがない
12速のディレイラーには、この延長アダプターがそもそもない。はて?
SRAMのゲージロックと比較
わたくし目の私見ですが、
リアホイールの脱着のやりやすさに関してはSRAMのゲージロックのシステムの方がダイレクトマウントリアディレイラーより優秀だと思います。
SRAMのリアディレイラーにはゲージロックなるボタンがあります。
SRAMのリアディレイラーは、このボタンのおかげてアームを前方向に移動させた状態で固定させることができます。
アームを固定できるので非常にリアホイールの脱着がやりやすいです。
※SRAMのユーザーマニュアルより
黒歴史?
ロード用12速はDURAとかULTEとかでダイレクトマウントリアディレイラーに対応しているものがでてきていますが、12速のMTB用は発売されていません。
MTB12速コンポが発売されてから随分たちますが、発売される感じもしないです。
ダイレクトマウントリアディレイラー、結局のところMTBコンポでは流行らなかったってことですかね。
MTBのダイレクトマウントリアディレイラー、シマノ黒歴史入り確定ですね。たぶん。
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