シマノ12速スプロケの取付のコツをまとめてみました。
取り付け自体は難しいこともなく簡単ですが、コツというか注意点があります。
「ある程度ロックリングを締めこんだら、11速目がずれてないことを確認。その後完全にロックリングを締めこむ。」です。
取り付け方法は11速HGと同じ
12速のフリーハブの形式はMICRO SPLINE(マイクロスプライン)です。11速までのHGタイプとは互換性がありません。
フリーハブの形式は変更されましたが、スプロケのはめ方は変わっておらず概ね同じです。
順番にスプロケをフリーの溝に合うようにはめていき、ロックリングで締め込みます。
工具もHGタイプで使っていたものと同じものが使えます。これある意味シマノぽくない新設設定です。
11枚目と12枚目の構造
11枚目のギアと12枚目のギアは、他のギアとちょっと違う感じでフリーボディに固定されます。
11枚目は裏側に溝があり、ふたをするような形でフリーボディにのっかって固定されます。
12枚目はフリーボディには直接接触することなく、11枚目の溝の上にのっかる形で固定されます。
この工夫で10T という小さいギアを実現しているのかと思います。
■11枚目
■12枚目
11枚目がずれやすいので注意
11枚目はフリーボディの端っこに薄くのっかっているだけでなのでずれやすいです。
ロックリングを締めこむ時に特に注意が必要です。
モンキーレンチでいきなり締めこむのではなく、手である程度ロックリングを締めこんだら、11速目がずれてないことを確認します。
確認後、モンキーレンチで完全にロックリングを締めこむようにすると失敗はないと思います。
※12枚目は逆にずれにくいです。
おまけ
なめてしまったロックリング
なめてしまったロックリングと新品です。
わたくし目、やらかしてしまいました。とほほっ。
ちなみにロックリングの値段は1300円くらい。微妙にお高いです。
スプロケの取り外し工具について
ちなみにスプロケの取り外しに使う工具、11速までのものでもなんとか使えました。
12速になってチェーンの幅がまたまた狭くなっているので、いままでの工具だときれいにははまりませんが、3枚目あたりの大きめのギアに巻き付ければそれなりに使えましたよ。
まあ自己責任でお願いします。
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